田辺功のコラム「ココ(ノッツ)だけの話」
(411)異常気象といじめにはがっくり
体調の改善を目的にこの 2週間は「夏休み」としました。しかし、考えて見ると、新型コロナのおかげで昨年の春から今年の春までゆっくり自粛の毎日。改めて夏休みはぜいたく過ぎたかも知れません。その間に世の中の目まぐるしく動くこと。人災と天災の激しさにも驚きます。
7月23日夜は東京オリンピックの開会式。催しや登場人物、映像がとても多く、時間も長くて、テレビ視聴だけでフラフラになりました。
オリンピックの組織委員会関連でいくつものトラブルがありましたが、音楽の担当者が過去に同級生や障害者をいじめ、しかもそれを得意気に語っていたとのニュースがありました。信じられないほどひどい虐待が衝撃でした。また、女性の容姿、ユダヤ人の虐殺をやゆしたメンバーもいました。
まあ、いじめ好きな政府が選んだ人たちだから仕方ないのかも知れません。お酒の販売業者の支援金代わりに提供自粛に応じない飲食店とは取引しないとの誓約書を出させていたり、政府が在庫の多いと見た自治体へのワクチン供給を減らすのもいじめでしょう。いじめがすでに社会常識になってしまっている感じです。
そのうえの異常気象による大雨など過酷な天災です。ドイツとベルギーの大洪水、中国・河南省の豪雨被害で、熱海市の土石流を上回る犠牲者が出ています。米国では山火事が続発、カナダや米国での暑さ、シベリアでの38度の高温、このごろは北海道でも35度超が珍しくなくなっています。
地球はどうなっていくのでしょうか。豪雨で河川があふれ、洪水が日常化するのでしょうか。そして、どこか変な人たちばかりが活躍する社会ではがっくりです。